タブレットの種類と特徴
パソコンやスマートフォンは日常的に使っているが、タブレットのことは今ひとつ分からないという人のために、タブレットを4種類に分けて整理した。
実は、iOS、Android、Windowsといった各種OSは、ほぼスマートフォンやパソコンと同じOSが採用されている。
つまり、普段使っているスマートフォンやパソコンと同じアプリや操作方法でタブレットを利用できるのだ。
一方、電子書籍リーダーの場合は、タブレットと根本的に異なるので注意したい。
中にはアプリが使えない端末もあり、その場合は電子書籍ストアからの購入と閲覧のみに特化している。
圧倒的な人気を誇るiPad
iPadはiPhoneと同じく、Appleが独自に開発したiOSを搭載するタブレット。
一部非対応のものもあるが、iPhoneと同じアプリが使え、アプリによってはiPad専用のアプリもある。
現在選べるiPadの種類は、iPad Pro、iPad Air、iPad、iPad miniの4種類。
サイズとしては、Proが12.9インチと11インチ、Airが10.5インチ、iPadが9.7インチ、miniが7.9インチと、5種類がラインナップされており、用途に合わせてサイズが選べるのが良い。
iPadのココがイイ!
- アプリの安全性が高い
- iCloudでデータを同期
iPadのココがダメ!
- カスタマイズ性はAndroidに若干劣る
コスパ・種類の豊富さならAndroid
タブレットやスマートフォンなどのモバイル用OSで、現在世界トップシェアを誇るAndroid。
iOSと異なりオープンソースとなっているため、様々なメーカーからAndroidを搭載したタブレットが発売されている。
近年では、中国メーカーが製造・販売している中華タブレットが主流となり、5万円以下で手に入る端末が増えているので、コスパの面でも人気だ。
また、Googleが開発したOSのため、GmailやGoogleドライブなど、同社のリリースしているサービスと相性が良いのもAndroidの特徴だ。
逆に、メーカーが多いため、操作が分かりづらいというデメリットもある。
Androidのココがイイ!
- 価格が安い!
- カスタマイズ性が高い!
Androidのココがダメ!
- メーカー独自の操作が多い
- アップデートが保証されていない
パソコンのように使えるSurface
Microsoftの開発したWindowsを搭載しており、パソコン感覚で使えるのが特徴。
Surfaceの場合は別売だが、タイプカバー(キーボード)を取り付けて、ノートパソコンとして使用したり、外してタブレットとして使うことができる。
また、ノートPCモードとタブレットモードが用意されており、ノートPCモードはパソコンと同じだが、タブレットモードの場合は画面がパネル表示になり、タップなどでの操作がしやすくなる。
ただし、Surfaceシリーズはハイスペック機なので、エントリーモデルでも6万円を超えてしまうのがネックだ。
Surfaceのココがイイ!
- 操作はパソコンと同じ
- Officeが標準搭載
Surfaceのココがダメ!
- 値段が高め
- アプリが少ない
もはやパソコンのようなWindows搭載タブレットを詳しく知りたい!
電子書籍の専用端末
電子書籍リーダーとは、電子書籍の購入・閲覧に特化した端末になる。
一部の端末は、普通のタブレットとは異なり、ディスプレイには電子ペーパーを採用している。
長時間の読書でも、疲れにくくする工夫が施されている。
電子書籍リーダーのココがイイ!
- 目に優しい
電子書籍リーダーのココがダメ!
- アプリが使えない