ネットワークとコストを確認
タブレットには、Wi-Fiのみに対応したモデルとWi-Fiに加え、4G/LTEにも対応したモデルの二種類がある。
Wi-Fiモデルは、家電量販店やオンラインショップを通してメーカーが直接販売している場合が多く、セルラーモデルは主にドコモやau、ソフトバンクといった携帯キャリアショップで販売されている。
ちなみにSIMフリーと呼ばれるタブレットは、セルラーモデルになる。
Wi-Fiモデルの場合は、自宅や会社に設置されているWi-Fiルーターや、無料の公衆無線LANスポットを活用すれば、端末代以外のコストは一切必要ない。
しかし、4G/LTE対応のセルラーモデルの場合は、スマートフォンと同じようにタブレットの端末代金以外にも月々の通信費が発生する。
一見、どこでもネットに接続できるセルラーモデルの方が実用的に思えるが、実は日常生活ではWi-Fi接続だけでも事足りてしまうことも多い。
4G/LTEでネット接続
キャリアのモバイルデータ通信に対応しているタブレットなら、スマートフォンと同じようにいつでも好きな時にネットに接続する事が出来る。
ただし、月々の通信費も同じように発生してしまうため、通信コストが負担になってしまう。
4G/LTE接続のココがイイ!
一部のエリアを除き、ほぼ全国で、いつでもネットに接続できる。
SIMを変更することで、海外でもネット接続できるのは、魅力的だ。
4G/LTE接続のココがダメ!
当然のことながら、ネット接続しても、していなくても毎月の維持費が発生するため、月々数千円のコストがかかる。
公衆無線LANでネット接続
公衆無線LANとは、自宅のWi-Fiルーターがカフェやレストランなどに設置されているようなもので、4G/LTEよりも高速で安定している場合もある。
キャリアのスマホユーザなら、無料で利用できるWi-Fiスポットもあるので、ぜひとも確認しておこう。
公衆無線LANのココがイイ!
キャリアや店舗が運営する公衆無線LANのアクセスポイントが、急速に拡大している。
都心部なら、公衆無線LANの電波がない方が珍しいほどだ。
公衆無線LANのココがダメ!
有料の公衆無線LANは、事前に契約手続きを済ませないと接続出来ないこともあるので、確認しておこう。
テザリングでネット接続
テザリングとは、データ通信可能なスマートフォンやタブレットをモバイルルーターのようにアクセスポイントとして利用できる機能のことだ。
スマートフォンがテザリングに対応していれば、タブレットをネット接続することが可能になる。
テザリングのココがイイ!
キャリアによっては、データ定額プランにテザリング料金が含まれていることもある。
テザリングのココがダメ!
テザリングをするとスマートフォンのバッテリー消費が激しくなるので、かんじんな時にスマートフォンのバッテリーが切れてしまうこともある。
モバイルルーターでネット接続
持ち運び可能な小型のWi-Fiルーターが、モバイルルーターだ。
スマートフォンと同じ4G/LTEを使って通信を行うため、外出先でも場所を選ばずWi-Fi接続できる。
ただし、スマートフォンと同じく、毎月通信費が発生する。
モバイルルーターのココがイイ!
4G/LTEのデータ通信を利用するため、場所を気にせずネットに接続できる。
モバイルルーターのココがダメ!
スマートフォンのデータ通信契約と同じように、毎月通信費が発生する。