ノートパソコンとスマートフォンの中間の大きさであるタブレット。スマートフォンより画面が大きくて処理能力も高く、ノートパソコンより軽量で持ちやすいというメリットを備えており、使い方のコツさえつかめば、日常生活の様々なシーンで役立つ優れモノ、それがタブレットだ。
現在のタブレットは、AppleのiPadシリーズとGoogleのAndroidを搭載したモデルが主流になる。
国内では、Appleが2010年から連続で、メーカー別出荷台数で一位を維持するほどの人気だ。
一方、Androidは国内メーカーが撤退し、格安&高機能な中華製が続々登場しており、タブレット市場を盛り上げている。
まずはここで、タブレット市場の「今」と、何ができるのかを把握しておこう。
携帯しやすい8インチ、大型なら10.1インチが主流
一時期、販売台数が低迷していたiPadシリーズだが、2017年に発売された第5世代iPadのヒットで販売台数が復調した。
そして2019年3月には、新モデルを2台一気にリリースし、攻勢に出ている。
Androidタブレットは、国内メーカーがほぼ撤退してしまったが、代わりにHUAWEIやLenovoなどの中国メーカーが台頭。
格安ながら高機能な端末を続々と発売し、Appleとシェアを争っている。
その他にも、Microsoft製のSurfaceシリーズやAmazonのFireHDシリーズも登場し、タブレット選びの幅は大きく広がっている。
電子ペーパーなら読みやすいけど機能は限定的
ディスプレイに電子ペーパーを採用し、読書に特化したのが、電子書籍リーダーだ。
AmazonのKindleシリーズや楽天のKoboシリーズなどが主流になっているが、最近ではAndroidを搭載した高機能モデルも登場している。
電子書籍を読むだけではなく、Playストアにアクセスし、アプリを楽しめるものもある。
外出先でメールやSNSをチェック
タブレットでも欠かせない機能が、ネット接続だ。
ネットワーク機能を快適に活用するための方法は、色々とある。
モバイルデータ通信やWi-Fiを使えば、いつでも好きな時にネットに接続することができ、ブラウザをはじめ、メールやSNSのチェックも可能になる。
ただし、ブラウザやメールアプリは何でも良い訳では無く、しっかりと使いやすいものを選ぼう。
写真や動画だけでなくゲームも楽しめる
YouTubeやNetflixなどで動画を大画面で観られるだけではなく、自宅のレコーダーと連携すれば、録画したテレビ番組の視聴も可能になる。
また、タブレットの大画面を生かすならゲームアプリにも注目しよう。
PS4のゲームを外出先でプレイしたり、リアルなレーシングゲームを楽しんだりできる。
ファイルの編集やプレゼンなどビジネスでも大活躍
Microsoft製のOfficeアプリが使えるので、タブレットさえあれば、どこからでもWordやExcelの編集が可能になる。
外付けのキーボードを接続すれば入力速度も向上するので、仕事を爆速で片付けられるだろう。
また、容量対策として、クラウドサービスを活用したい。
クラウドアプリなら好きな時にアクセスして、管理・編集ができる。
読書はタブレット!電子書籍リーダーにもなる
電子書籍リーダーを使えば、紙の本と変わらない感覚で読むことができる。
そして直接ストアにアクセスして購入できるので、店舗に行く必要もない。
タブレットでもストアアプリをインストールすれば、電子書籍を購入して閲覧することができる。
無料の漫画アプリも増えており、人気タイトルも読めるのでチェックしておこう。