パソコンの画面を表示するためのディスプレイは、常に見ていることになるため、パソコン操作を快適にする要素として非常に重要だ。
ディスプレイの解像度を高くするとデスクトップを広く使えるようになるので、表示できる範囲が広くなって快適に作業を行えるようになる。
しかし、解像度を高くしてしまうと文字が小さくなってしまい、文字の判別が難解になり、誤読や誤変換が増えてしまったり、眼精疲労に繋がってしまう。
そういう時には、ディスプレイを大きなものへ変更すれば問題を解決できるが、ラップトップパソコンを使用している場合は、そう簡単な話ではない。
そこで登場するのが、サブディスプレイだ。
そう、物理的に画面を増やしてしまえば良い。
マルチディスプレイ
マルチディスプレイ環境は、複数の画面を使用した環境のことだ。
メインの画面でワープロや表計算のアプリを全画面で表示して、追加したサブディスプレイにはブラウザでWebサイトを表示したり、資料を表示したりしておけば作業効率が格段に向上する。
画面が増えることで視線の移動が多くなってしまうが、その快適性はバツグンだ。
そして、ディスプレイを追加するにしても、作業に合わせた形でディスプレイを設置すれば、さらに快適性を増すことができる。
作業に合わせた設置というのは、サブディスプレイを縦長に設置することだ。
普通に設置するだけでは横長で左右に広く使えるだけだが、縦長に設置することで縦にスクロールする回数が減る。
表計算アプリでのデータ入力やワープロでの文書作成だけではなく、資料やWebサイトの閲覧が快適になるのだ。
ただし、単純にディスプレイを縦置きしただけでは、画面の表示の向きは変わらない。
そこは、OSで設定する必要がある。
ディスプレイの接続
パソコンとディスプレイの接続に関しては、USB接続のサブディスプレイが販売されている。
ただし、USB接続であってもType-Cという規格になっているものが多いため、使用しているパソコンにType-CのUSB機器を接続できるか確認しておこう。
もちろん、Type-Cの端子を搭載していないパソコンであっても、USBメモリなどと同様の規格で接続できるような変換器も販売されているので、そちらを使用すれば問題ない。
ディスプレイの解像度
メインで使用するディスプレイと追加するディスプレイの解像度を合わせておかなければ、画面の見え方が変わってしまう。
そうなってしまうと、マウスポインタをディスプレイ間で移動させる際に、変にひっかかってしまって移動に手間取ってしまうこともあるだろう。
メインで使用しているディスプレイと追加するディスプレイは、同じ解像度で表示できるようにしておきたい。
ポッドキャストで聴く
今回の内容は、2021年6月17日にポッドキャストで配信されている。
ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。
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