複数のデータをやり取りする際には、ストレージ容量節約のために、圧縮ファイルとして1つのファイルにする場合が多い。
ファイルを圧縮しておけば、容量が小さくなるため、コピー時間も短くなるので効率的だ。
しかし、ファイルを圧縮することで、問題が発生することもある。
圧縮されたファイルを展開、つまり解凍できない時だ。
そこで役立つのが、Lhaplusになる。
Lhaplusとは?
Lhaplusは、ファイルの圧縮・解凍アプリだ。
Lhaplus特徴
Lhaplusは、DLL不要で数多くのアーカイブ形式に対応しているのが、大きなポイントだ。
圧縮・解凍用の外部DLLを必要とせず、インストールするだけで、LZH/ZIP/CAB/RARなど20種類以上の圧縮ファイルを解凍できる。
また、右クリックメニューへファイルを圧縮・解凍する機能を追加できるのも便利だろう。
もちろん、アイコンへファイルをドロップすることでも、ファイルを解凍できる。
Lhaplus注意点
2017年5月3日に最新版が公開されたきり、長らく更新されていない。
そのため、利用されているランタイム「UNACEV2.DLL」には、ゼロデイ脆弱性が存在するため、ACE形式のファイルの解凍に、Lhaplusを利用しないよう気をつけてもらいたい。
Lhaplus料金・価格
Lhaplusは、無料で使用できるアプリだ。
Lhaplusダウンロード
Lhaplusは、開発者のWebサイトからダウンロードできる。
Lhaplusまとめ
Lhaplusは、外部DLL不要で、多くのアーカイブ形式に対応しているのが、大きなポイントだ。
Lhaplusだけインストールしてしまえば、20種類以上のアーカイブ形式を扱えるようになるため、日常的な使用で困ることはないだろう。
ただし、長らくアップデートされていないため、脆弱性の問題を抱えている可能性もあるため、注意が必要だ。
ファイルの圧縮・解凍に悩まされているのなら、Lhaplusを試してもらいたい。