紙とペンでイラストを描くよりも、デジタルでイラスト制作する人が多い。
これは、高性能なパソコンを安価で入手できるようになっただけではなく、手書き環境が整ってきていることも後押ししているだろう。
イラスト制作の機材を揃えたなら、次はアプリが必要になる。
そこで出番となるのが、Kritaだ。
Kritaとは?
Kritaは、ペイントアプリだ。
Krita特徴
Kritaは、初心者からプロまで使える本格的なお絵描きツールを目指し、20年以上にもわたり開発が続けられているのが、大きなポイントだ。
エアブラシやサインペンといったよくあるものから、筆や鉛筆、カリグラフィブラシ、ハッチブラシ、散布ブラシ、ドライブラシなど100種類以上の多彩なブラシを使用できる。
もちろん、ブラシを自作することも可能だ。
また、グループ、ペイント、ベクター、フィルターなど機能に応じた多くのレイヤーが用意されているのも便利だろう。
ファイルは独自形式で保存できるだけではなく、BMP/JPEG/PNG/TIFF/GIF/PSDなど40種類ほどのフォーマットで読み書きが行える。
Krita注意点
PSDのようにレイヤー構造をもつファイルで保存する際、フィルターレイヤーなど特殊なレイヤーがある場合は、1枚の画像に統合されてしまう。
なお、単純なレイヤー構造の場合は、レイヤーが保持された状態で出力可能だ。
Krita料金・価格
Kritaは、無料で使用できるアプリだ。
Kritaダウンロード
Kritaは、Krita公式サイトからダウンロードできる。
Kritaまとめ
Kritaは、高機能なペイントアプリだ。
ペンタブレットの筆圧検知に対応しているだけではなく、多彩なブラシ、レイヤーやパース機能を搭載している。
ソースコードも公開されているので、オリジナルのペイントアプリにカスタマイズすることも可能だ。
高機能で使い勝手の良いペイントアプリを探しているなら、Kritaを試してもらいたい。