テレワークが続いて、パソコンに触れる機会が増加している人も多いだろう。
パソコンで作業をしていても、他の人の作業スピードが速くて自分の作業が遅いと感じてしまうことがある。
他の人が早く作業を進められるのは、キーボードのテクニックを使っているためだ。
それが、キーボード操作のショートカットキーだ。
ショートカットキー
WindowsやMacなどのパソコンでは、多くの操作をマウスで行なっている人も多い。
特にMacはマウスで操作を行なう前提で設計されているため、マウスでなければ操作できない部分もある。
このマウス操作というのが、時間のかかる原因になっているのだ。
もちろん、マウスでも右クリックして、ショートカットメニューから操作を手早くすることも可能だが、それでもキーボードで操作することと比べれば時間がかかってしまう。
ショートカットキーを覚えるよりも、マウスのショートカットメニューを使った方が早いという意見もあるだろう。
それは、もっともな意見だ。
しかし、全ての操作をショートカットキーで行うのではなく、頻繁に使う機能のショートカットキーを覚えて使うだけで、作業効率が大幅に向上する。
文字をコピーして、ペーストすることをマウス操作で行なっているだろうか?
答えは、ノーだろう。
キーボードで操作している人の方が多い。
これはショートカットキーを覚えてしまっているので、キーボードで操作した方が早いと分かっているからショートカットキーを使っている。
コピーとペーストは、しょっちゅう使う機能なので覚えてしまっているだろうが、最初の頃は慣れない手つきだったと思う。
でも今では、ショートカットキーで操作している。
他の機能だってショートカットキーを積極的に使って、覚えてしまえば良いだけだ。
たとえば元に戻す機能だったり、元に戻したけど、その操作を戻したい機能や表示しているWebページの前に戻る機能、戻ったものの、さっきのページへ進む機能だったりと頻繁に使う機能をショートカットキーで操作すれば良い。
そうしているうちに、ショートカットキーを覚えられる。
最初は手間取って時間がかかってしまうだろうが、コピーとペーストのように覚えてしまえば、はるかに早く操作できるようになる。
マウスで操作するよりも、ほんの少しの手間しか省略できないかもしれないが、小さな手間も積もり積もれば大きな時短になるのだ。
ショートカットキーを使えば、小さな時短になる。
その小さな時短は、年間で大きな時短に繋がることになるだろう。
ただ、最初のうちは覚えたはずのショートカットキーを忘れてしまい、わざわざ調べて操作するのが面倒で、手早くマウスで操作してしまうことになるかもしれない。
ショートカットキーを調べるのが面倒なら、しょっちゅう使う機能のショートカットキーを一覧にまとめて、パソコンの作業中にすぐ見られるようにしておこう。
紙のメモでも問題ないが、スマホのメモアプリやパソコンの付箋アプリを使えば、より効率的かもしれない。
少しずつでも覚えて、ショートカットキーを身につけてしまおう!
ポッドキャストで聴く
今回の内容は、2021年2月11日にポッドキャストで配信されている。
ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。