これまでiPadを使っていた人も、これから使い始めようとしている人も悩ましいのが、「どのiPadを選べばいいのか」ということだろう。
無印iPadよりも小さいiPad miniの方が高額だったり、Apple Pencilや純正キーボードの対応がそれぞれ違うことなど、頭を混乱させる要素が多い状況にある。
それでもスペックや使用感を整理すれば、それぞれの特徴が分かるだろう。
「動画サイトの閲覧や簡単なメモ書きさえ出来ればいい」のか、「動画編集にもガンガン使いたい」のかなど、どういう用途でiPadを使うかさえ分かっていれば、最適な一台を選択できるぞ。
ホームボタンを継続したiPad 第8世代
2020年に発売されたiPad 第8世代の魅力は、iPad Pro11インチモデルの半額以下で購入できるという、コストパフォーマンスだ。
Webサイトの閲覧や動画鑑賞、Apple Pencilと合わせて電子ノートとしての活用などであれば、まったく問題がない性能を誇る。
何処でも使えるiPad mini 第5世代
iPad 第8世代のディスプレイサイズを小さくして、最小・最軽量にしたようなモデル。
ディスプレイの性能、処理能力、前面カメラの有効画素数などが、ほぼiPad 第8世代と変わりない。
しかし、携帯性はiPadの中でもバツグンで、持ち歩きや手に持って使うシーンを考えると有力なチョイスだ。
これがスタンダード！iPad Air 第4世代
2020年に発売されたiPad Air 第4世代は、初代iPad Pro 11インチをベースにスペックアップ。
Touch IDが電源ボタンと兼用になり、インターフェイスがUSB Type-Cに進化。
そして、Apple PencilもiPad Proと同じモデルを使えるようになった。
タブレットの最高峰！iPad Pro 第4世代
ディスプレイサイズが11インチと12.9インチで2種類あるものの、スペックは同じだ。
ストレージ容量だけではなく、搭載しているSoCも最高峰！
また、超広角と広角の2カメラ構成で、深度検知機能を提供するという、LiDAR(Light Detection and Ranging)スキャナーを搭載している。