音楽だけではなく、動画もファイルとしてスマートフォンやタブレットに保存している人も多いだろう。
ローカルに保存しておくとスマートフォンやタブレットのストレージ容量を圧迫してしまうが、ストリーミング配信とは違って、動画を再生した時のカクつきやネットワーク寸断による動画の停止といったストレスから解放される。
しかし、動画や音楽には多くのファイル形式があるため、ファイルによっては再生できないといった問題も発生してしまう。
そこで便利なのが、Total Media Playerだ。
Total Media Playerとは?
Total Media Playerは、音楽だけではなく、動画も再生できるプレイヤーアプリだ。
Total Media Player特徴
Total Media Playerだけで多くの音楽、動画を再生できるのが大きなポイントだろう。
また、再生できるだけではなく、イコライザーで音質を調整したり、動画に字幕が設定されていれば字幕を表示したり非表示にしたりと細かい再生コントロールができる。
豊富な対応ファイル形式
音楽ファイルでメジャーなWAV、MP3といったファイル形式を再生できるだけでなく、動画ファイルでメジャーなMP4、AVIといったファイル形式も再生が可能だ。
他にもMKVやMOV、AAC、VOBといった多くのファイル形式に対応しているのも良い。
Total Media Player料金
Total Media Playerは無料のアプリだが、広告表示のないTotal Media Player Proがある。
Total Media Player Proは、230円の買い切りアプリだ。
なお、2020年7月3日の時点では、Total Media Player Proの無料セールが行われているので、この機会にゲットしておきたいところだ。
ネットワークにも対応
HTTP、HTTPS、ポッドキャスト、DLNAといったネットワークにも対応しているのも大きなポイントだろう。
もちろん、GoogleドライブやDropbox、OneDriveに保存しているファイルを再生することも可能だ。
そして、大画面で動画を観られるように、Chromecastにも対応している。
Total Media Player注意点
ウイルス対策アプリで有名なノートンとウイルスバスターをインストールしているとTotal Media Playerはレッドカードが表示された事例もある。
詳細な部分は不明だが、アプリの機能に対して不要な権限を多く必要としているからだろう。
だが、少なくともGooglePlayで提供されているアプリなので、出所不明なアプリと違って危険性は低いと思われる。
Total Media Playerのダウンロード
Total Media Playerは、Google Playからダウンロードすることができる。
Total Media Playerまとめ
1つのアプリだけで多くのファイル形式に対応しているため、スマートフォンやタブレットのストレージ容量を節約できるのが、Total Media Playerを選択するべき理由になる。
しかし、アプリが必要とする権限の問題なのか、ウイルス対策アプリでレッドカードが表示されたりするため、微妙なところだろう。
使わなくなった古いスマートフォンやタブレットを動画や音楽再生デバイスと使用するなら、Total Media Playerでも特に問題ないのかもしれない。