クリスマスや年末商戦に向けて、デジタル製品の秋冬モデルが発表されたり、発売される。
来週(2022/09/07)には、Appleのイベントもあるので、何が発表されるのか楽しみにしている人は多いだろう。
新製品が発売されるタイミングで、デジタル製品の購入を考えるかもしれない。
新製品は発売された時点でスペックも高く、新しい機能を使用できるため、予算とタイミングが合えば、迷わず新製品を購入する人も多い。
だが、本当に、その新製品を購入しても良いのだろうか?
デジタル製品に関しては、新製品を購入するのが良い……わけではないかもしれない。
デジタル製品を買うなら、新製品が発売されたタイミングで買いたい
発売した時点での性能や機能は最新になるため、新製品を購入したいという人は多い。
ただ、そこまでの性能や機能が、どうしても必要だろうか?
どうしても必要な機能が新製品にしか搭載されていないのであれば、新製品を選ぶしかないだろう。
しかし、あったら便利という程度の機能であれば、そこまで新製品にこだわる必要はない。
新年度、夏のボーナスに向けた春夏モデル、年末商戦に向けた秋冬モデルとして、デジタル製品の新製品は、年に2回ほどになる。
ここで気をつけたいのが、春夏モデルと秋冬モデルの性能差は、そこまで大きくないということだ。
もちろん、メーカーやメディアなどでは、それぞれのモデルでの性能差を数値化して発表しているため、その差が大きく感じられる。
しかし、それは特定の処理に特化した性能差を数値化している場合が多い。
そのため、普段使いしている分に関しては、体感として感じられない場合がほとんどだ。
それでは、前年度のモデルと比較した場合はどうなるのか?
この場合も、やはり体感で分かるほどの大きな差を感じられないだろう。
では、大きな性能差が出て、体感でも分かるほどの差が生まれるタイミングは、どのタイミングなのか?
それは、機械の構成が大きく変わった時だ。
一番分かりやすい例で挙げるなら、AppleのCPUがIntelから、Apple独自のAppleシリコンへ変わったタイミング。
機械構成が変わることによって、各モデルの性能差が大きく変わる。
そのため、新製品を購入するのであれば、機械構成が大きく変わったタイミングがベストになる。
そして、機械構成が大きく変わるタイミングは頻繁にあるわけではない。
そうなってくると、どうしても新製品を購入する必要がなくなってくる。
ただ、現在、使用しているデジタル製品が数年前の製品であれば、買い換えた方が良いだろう。
特にスマホでは、バッテリの劣化を感じることになる。
また、最近の高機能なアプリでは、スマホの性能で大きな差が生まれてしまう。
買い換えようとした時に、機械の構成が大きく変わっているのであれば、タイミングとして最高だが、そういうわけにもいかないのが現実だ。
そこで注目したいのが、最新モデルの1つ前のモデル。
最新モデルが発売されれば、旧機種が売れなくなってしまうため、売り切ってしまうためには、値下げされることが多い。
値下げ幅は少ないが、その差額で液晶保護シートや本体を保護するケースなどの購入費用に充てることができるのは嬉しいだろう。
デジタル製品の中でも、スマホの使用頻度は高い。
そしてスマホで利用できるアプリやサービスは、新しいものがドンドンと発表されたり、アップデートされている。
だからこそ、2年ほどで最新機種の1つ前の型落ちのモデルへ買い換えて、最新のサービスを利用して、高機能なアプリを使用して日常生活を便利にした方が良い。
ただ、いつまでも次のモデルを待っていては、デジタルを活用して日常を便利にすることはできない。
デジタル製品に関しては、欲しい時が買い時だ。
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今回の内容は、2022年9月1日にポッドキャストで配信されている。
ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。
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