チューナーを搭載していないテレビ本体や動画配信コンテンツを観られるようになっているテレビ本体も販売されているように、どんどんと製品の垣根が変わってきている。
1つの製品で色々なことができるのは非常に便利で、設置スペースも少なく済むため、非常にありがたい。
しかし、色々な機能を複合された製品よりも、やはり専用機の方が優秀だ。
複合機能を搭載した製品
テレビを観るためには、テレビチューナーを搭載しているテレビ本体が必要だ。
そして、テレビ放送を録画するためには、レコーダーが必要になる。
これら2つの製品を購入するためには、それなりの費用が必要だ。
そして、設置スペースも確保しなければならない。
しかし、この2つの製品が1つに合わさった製品であれば、設置スペースも費用も抑えられる。
すごく便利で嬉しいことのように思えるが、困ることもある。
修理へ出す時には、当然ながら、どちらも使えなくなってしまう。
テレビは観られるけれども、録画することができなくなってしまって修理に出す。
そうなれば、一体型になっているため、テレビも観られなくなってしまう。
故障などで修理に出すというのは滅多にないため、コストやスペースなどメリットの方が多く感じるかもしれない。
しかし、デメリットは、他にもある。
それは、どの機能も中途半端になりがちなことだ。
使い勝手の良さ
今の時期、そして、ご時世的にも空気清浄機の販売台数が増加している。
この空気清浄機と加湿器が合わさった、加湿空気清浄機を購入している人も多いかもしれない。
やはり先ほどと同様に、2つの製品が1つに合わさっているので、設置スペースも費用も抑えられる。
もちろん修理に出す時には、どちらも使えなくなってしまう。
ここまでは、先ほどのテレビとレコーダーと変わりない。
だが、今度は使い勝手に差が出てくる。
加湿器と加湿空気清浄機では、給水タンクの容量が違ったり、給水方法が違う。
また、設置する際には、空気清浄機と加湿器が同じ場所になってしまい、設置場所によっては、加湿機能を働かせても意味がない場合もある。
これが、加湿器と空気清浄機であれば、それぞれに適した場所へ設置できるので、それぞれの機能を最大限活用できるだろう。
デジタル製品の専用機
そして、デジタル製品でも、やはり専用機というのは便利だ。
電子書籍を読む専用機として、電子書籍リーダーが販売されている。
電子書籍リーダーは、タブレットやスマホのように色々なことができない代わりに、電子書籍を快適に読めるようになっている。
ページ送りやバッテリの保ちだけではなく、液晶自体が違うため、目に優しく、長時間の読書でも疲れにくいのだ。
これは、写真を撮影するためのカメラ、そして動画を撮影するためのカメラでも同じことが言える。
スマホやタブレットでは撮影できないような映像や写真も、専用のカメラならカンタンに撮影できてしまう。
必要な機能、そして使い勝手を考慮した上で、ぜひとも専用機の購入を検討してもらいたい。
ことわざでも、餅は餅屋って言うでしょ?
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今回の内容は、2022年4月14日にポッドキャストで配信されている。
ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。
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