10月5日には、Windowsのメジャーバージョンが更新された、Windows11の配信が開始された。
各種メーカーから発売されるパソコンにも、Windows11を搭載している製品がラインナップされている。
新しいOSになることで不具合も発生しがちだが、利便性が上がったり、セキュリティが強化されて堅牢性が高まるのは嬉しいことだ。
もちろん、OSのアップデートが行なわれたのは、Windowsだけではない。
iPhoneに搭載されているiOS、そしてiPadに搭載されているiPadOSもアップデートされ、メジャーバージョンが変わった。
そして、10月26日からmacOSの新バージョン「macOS Monterey(モントレー) 12.0.1」の配信が開始された。
macOS Monterey(モントレー) 12.0.1新機能
Macだけではなく、iPhoneやiPadなどでも利用されている、FaceTimeがアップデートされた。
空間オーディオにより、グループFaceTime通話で、発言中の人の声が画面上の位置の方向から聞こえるようになる。
また、「声を分離」で、周囲のノイズを最小限に抑え、声が明瞭に聞こえるようになった。
M1チップ搭載のMacでポートレートモードを使用すれば、背景をぼかして自分に焦点を合わせられるのも便利だろう。
そして、iPhoneやiPadとコンテンツを共有できる、AirPlayも便利だ。
AirPlayスピーカー機能で、ミュージックをMacのサウンドシステムで再生可能になった。
そして、ちょっとした時に利用する、メモが便利になっている。
クイックメモで、アプリ使用中やWebサイトを見ている時に書いたメモをカンタンに見られるようになった。
タグによって、メモをトピック別に素早く分類してくれるので、必要なメモを探すのもカンタンだ。
また、作業に集中できるように、集中モードも便利になっている。
仕事、ゲーム、読書といったアクティビティ用に、集中モードをカスタマイズ可能だ。
状況表示で、通知を受信しないようにしていることを連絡先に知らせることもできる。
そして、集中モードは驚くことに、Appleデバイスの全てで設定される。
また、写真や画像の文字をテキストとして操作できる、テキスト認識表示が使用できるようになった。
写真に写っている文字をコピーしたり、翻訳や検索できるのは便利だろう。
そして、日々のタスクを自動化して、素早く完了できるショートカットも便利だ。
ギャラリーには、あらかじめ用意されたショートカットが含まれているので、システムの何処でも追加したり、実行できる。
また、Automatorワークフローから、ショートカットへ自動変換することも可能だ。
地図アプリのマップも進化している。
M1チップ搭載のMacで、インタラクティブな3D地球儀により、山や海などが一層詳細に表示される。
都市の詳細なマップでは、高度、木、建物、ランドマークなども表示してくれる。
WebブラウザのSafariも利便性が高まった。
タブグループにより、タブを保存、整理、デバイス間で同期できる。
そして、コンパクトなタブバーを選択すれば、画面上のWebページの表示領域が広がる。
また、IPアドレスが公開されるのを防止できるように、インテリジェント・トラッキング防止機能も搭載だ。
もちろん、その他のプライバシーも強化されている。
メールプライバシー保護により、メールでのアクティビティを差出人に追跡されることを防止できる。
さらに、録音インジケータがコントロールセンターに追加されて、マイクを使用しているアプリが簡単に分かるようになった。
macOS Monterey(モントレー)対応Mac
利便性も高まり、macOS Monterey(モントレー)へアップデートしたいという人も多いだろう。
しかし、気になるのは、macOS Monterey(モントレー)のサポート機種だ。
- 2016年以降のMacBook
- 2015年以降のMacBook AirとMacBook Pro、そしてiMac
- 2014年以降のMac mini
- 2017年以降のiMac Pro
- 2013年以降のMac Pro
上記の機種であれば、macOS Monterey(モントレー)がサポートされている。
そして次に気になるのは、アップデートの容量だ。
アップデートのためには、12GB以上必要となるので、ストレージの空き容量も確保しておく必要がある。
ポッドキャストで聴く
今回の内容は、2021年10月28日にポッドキャストで配信されている。
ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。
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