Apple製品が好きな人なら見逃せないイベントが、15日の深夜2時にアップルの発表会があった。
長年愛用しているデバイスから新製品へグレードアップしようと検討している人にとって、新製品の情報には注目度が高いだろう。
Appleの新製品
今回の発表会では、iPhoneとiPad、そしてアップルウォッチの新製品が紹介された。
iPad
もっとも安価で、誰もが使いやすい入門モデルも、いよいよ第9世代になる。
対応しているApple Pencilは第1世代、そしてホームボタンを搭載しているので、目新しさを感じないかもしれない。
しかし、A13 Bionicを搭載して、CPU、GPUともにパフォーマンスが20%もアップしている。
そして、iPad Proで注目されたカメラ機能、人物を自動でフレーム内に収めるセンターフレームに対応した。
ストレージ容量は64Gと256Gが用意されており、64GのWi-Fiモデルなら39800円で購入できるのが嬉しい。
初めてのタブレット、そして初めてのiPadとして最適なモデルとなるだろう。
しかし、注目すべきは、第9世代iPadではない。
新型iPad miniだ。
新型iPad miniは第6世代となり、大きく進化した。
A15 Bionicチップを搭載することによって、前モデルに比べてCPU性能は約40%、GPU性能は80%向上する。
5GやWi-Fi 6などの最新規格にも対応し、第2世代のApple Pencilに対応した。
そして、ホームボタン廃止し、Touch IDを電源ボタンに搭載している。
本体のサイズは、そのままに、画面が広くなったため、作業がしやすくなった。
また、USB Type-Cを搭載することで、多くの周辺機器を使用できるようになったのも嬉しい。
iPad Air 第4世代を小型化したと言っても、過言ではないだろう。
ストレージ容量は64Gと256Gが用意されており、64GのWi-Fiモデルなら59800円で購入できる。
Apple Watch Series 7
画面は20%大きく、ベゼルは40%薄くなり、これまでで最も耐久性が高くなっている。
充電もSeries 6より33%早くなって、45分間で0から80%まで高速充電できる。
こちらの発売時期は、秋ということしか分かっていないため、詳細が待ち遠しい。
iPhone 13
iPhone 13とiPhone 13 mini、そしてiPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxの4モデルが発表された。
新型iPad miniと同じく、A15 Bionicチップを搭載することで、従来モデルから最大で50%のパフォーマンス向上が図られている。
さらに、人物や動くものに合わせて自動でピント調節を行ってくれる動画の新機能「シネマティックモード」を新たに搭載した。
そして、Proモデルのストレージ面では、ついに1TBモデルが登場だ。
ただ残念なのが、iPhone 13 シリーズの認証方式は、顔認証のみになる。
新型iPad miniのように、Touch IDを電源ボタンに搭載というわけにはいかなかったようだ。
マスク生活を余儀なくされているだけに、残念に思っている人は多いだろう。
当然のことながら、iPad、iPad mini、iPhoneには最新のiOS15が搭載されているので、製品を手にした時から最新の機能を利用可能だ。
ポッドキャストで聴く
今回の内容は、2021年9月16日にポッドキャストで配信されている。
ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。
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