ITに関する資格は、医師や看護師、弁護士や行政書士などとは違って、資格を取得せずに仕事をしても法律違反にならない。
無資格でも、ITに携わる仕事ができる。
しかし、資格を取得していることで、最低限の知識をもっている証明になるため、他者からの評価が高くなるだろう。
資格の取得というのは、就職活動や転職活動に役立てられる武器を身につけることだ。
IT資格の種類
表計算アプリのExcelを使えます。
ワープロアプリのWordを使えます。
このように一言で使えると表現する人も多いが
Microsoft Office Specialistを取得しているので、ExcelやWordの使用に関しては問題ありません。
このように表現された方が、技術レベルが分かりやすい。
IT関連では、国家試験とベンダー試験という2つに分けられる。
国家試験
国家試験は、春と秋の2回しか実施されていない。
内容は最先端技術というよりも、土台となる知識や技術、表現の仕方が悪くなってしまうが、どちらかと言えば今では時代後れとなっているようなものになっている。
しかし、しっかりとコンピュータに関する基本を身につけられる。
また、企業において、資格手当として評価されることも多いだろう。
ベンダー試験
ベンダー試験は、MicrosoftやGoogle、Adobeなどのメーカーが実施している試験になる。
そのメーカーのアプリやシステムに対する知識や技術に、どれだけ精通しているかを評価するものだ。
ベンダー試験は、まさに今、注目されている技術や今後伸びる技術や知識など最新技術がメインとなるので、即戦力として役立てることができるだろう。
最新技術がメインということもあるので、試験日は申込時に自分で決めることができる。
極端な例で言えば、今日申し込みをして明日受験することも可能だ。
その他の試験
また、メーカーではなく、技術を普及するための協会などが実施している試験もある。
パソコン検定や色彩検定などが、それに当たるだろう。
その分野に関して、広い知識と技術を求められるもので、1つのことに特化しているわけではない。
IT資格の必要性
このようにITに関する資格と一口で言っても、目指すところが違えば受験するべき資格が変わってくる。
最初に述べたが、これらの資格は必ず必要というわけではない。
知識や技術が身についているかを目に見えるものとして、資格試験の合格という結果を手に入れるだけだ。
しかし、少なくとも無資格の人よりも、知識や技術が身についているということになるため、資格を取得できれば、それだけの自信につながる。
ただし、注意しなければならないこともある。
単純なことだが、せっかく取得した資格であっても、それを活かすことができなければ宝の持ち腐れになってしまうということだ。
資格を取得するのであれば、どのような仕事をしたいのかというのを考えて、それにあった資格試験を受験するようにしよう。
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今回の内容は、2021年6月24日にポッドキャストで配信されている。
ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。
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