テレワークのイメージとして一番最初に挙げられるのは、やはりビデオ通話アプリだろう。
相手の顔を見ながら音声でコミュニケーションを交わせるため、ビジネス用途として使われる。
それだけではなく、遠隔地に離れた人とのコミュニケーションなどにも使われ、メディアなどででも取り上げられたので知っている人も多いだろう。
しかし、テレワークでビデオ通話アプリを使うのはミーティングのみで、四六時中使っているわけではない。
メールだけではなく、チャットでのやり取りが多くなるため、メインとなるのは、やはり文字だ。
そして、どうしても必要になる技術が、画面を見ずにキーボードで文字入力をする、タッチタイピングになる。
タッチタイピング?ブラインドタッチ?
多くの人がブラインドタッチと呼ぶ、キーボードを見ずにタイピングする技術は、正式にはタッチタイピングというスキルになる。
画面を見ずにタイピングできれば視線の移動が少なくなるため、眼精疲労の軽減にもつながる。
そして何と言っても、タイピングしている姿が格好良く見え、いかにも仕事ができるようなイメージだ。
タッチタイピングの練習
タッチタイピングの練習には、タイピング練習アプリやWebサイトがあるので、そちらを使用している人も多いだろう。
しかし、それでもタイピング速度が向上しない、という声を耳にする。
ただ単にキー配列を覚えて、入力する練習をしているだけでは、タイピング速度は向上しない。
- ホームポジション
- 指使い
この2つを守りながら練習すれば、タッチタイピングを身につけてタイピング速度も向上する。
しかし、そこまでタイピング速度にこだわる必要はない。
正直なところ、ある程度の速度でタイピングできれば問題ないのだ。
もちろん、アルファベットしかタイピングしない、英文タイプがメインであれば、タイピングの速度は重要になってくるだろう。
効率的な文字入力
ほとんどの人が日本語の文章を入力しているため、英文タイプがメインではない。
そして、日本語の文章を入力するのであれば、タイピング速度よりも重要なことがある。
それは、かな漢字変換の効率だ。
かな漢字変換の効率が悪いと、タイピングが速くても文書作成の完成に時間がかかってしまう。
単語や短文で変換するよりも、長文を入力して連文節変換する方が効率的になる。
しかし、連文節変換が面倒だと言う人も多い。
そんな時には、IMEを変更してみれば良い。
有名で優秀なIMEとして、GoogleのGBoardがある。
また、日本語に強いIMEとしては、ジャストシステムのATOKが挙げられるだろう。
IMEを変更するだけで、一気に変換効率を向上できるので、かな漢字変換を効率的に行ないたいなら、IMEの変更をお勧めする。
ATOKは購入するか、サブスクリプション・サービスを契約しないと使えないが、GBoardならWindows版もMac版も無料で使用できるので、気軽に試せるだろう。
ただし、職場で使用するパソコンに関しては、セキュリティ対策として、IMEなど個人的にアプリのインストールを禁止している会社もあるため、インストールの際には確認が必要になる。
YouTubeの動画で学ぶ
タッチタイピングを身につけるための2つのポイント。
そして、かな漢字変換や予測入力などの方法は、YouTubeで動画配信している。
ポッドキャストで聴く
今回の内容は、2021年6月3日にポッドキャストで配信されている。
ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。
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