Apple Airタグについて

Appleイベントで発表された新製品、それがAirタグだ。

Airタグは、紛失防止タグとかスマートタグと呼ばれるデジタル製品になる。

iPhoneやiPadのような製品とは違って、スマートタグと言われても何をするものなのかピンとこない人は多いかもしれない。

このスマートタグというものを知れば、日常で活用したくなる!

スマートタグとは?

スマートタグは、スマートフォンと連携して、音を鳴らして探したり接続が切れた場所を記録したりできるデジタルグッズになる。

置き忘れや紛失を防止できるだけではなく、紛失した場合でも発見の手助けができるのが便利だ。

実は、Airタグが登場するよりも前に、スマートタグは他のメーカーから色々と発売されている。

どうしてAirタグが注目されているのか?

iPhoneなどのApple製品が好きで、Apple製品を所有している人が多いから、というだけではない。

まず第一に、電池交換ができることだ。

Airタグはデジタルグッズなので、当然ながらバッテリが必須となる。

コンビニとか百均でも販売されている、CR2032というボタン電池がバッテリになるため、入手がカンタンなのが嬉しい。

そして、電池持ちも1年以上ということなので、ランニングコストにも優れている。

次の注目ポイントとして挙げられるのが、耐水、防塵性能だ。

IP67と言われても、分かりにくいかもしれない。

これは、防塵性能は6級で、防水性能は7級という意味になり、完全防塵、そして30分間の水没に耐えられる防水性能がIP67となる。

iPhoneで例えるなら、iPhone7以降がIP67に対応している。

いやいや

バッテリにしても

耐水、防塵性能にしても

他のスマートタグでも、同じようなのあるでしょ?

確かに、その通り!

もっとも注目すべきポイントが、UWB(Ultra Wide Band)対応ということだ。

これはiPhone 11以降のiPhoneにも搭載されている機能で、低消費電力、かつBluetoothに比べて電波の届く距離が長く、屋内でかなり正確な位置測位ができるものだ。

UWBに対応しているため、「探す」アプリを使って、宝探しをするかのように「Airタグ」を探すことが可能になる。

また、UWBに対応しているiPhoneを持っていなくても、Airタグから音を鳴らして探すことも可能だ。

そして、万が一外出先でなくしてしまった時も、すれ違い通信のような仕組みで他のiPhoneユーザーの力を借りて探すことができる

iPhoneユーザの多い日本では、かなり優秀な機能になるだろう。

さらに便利なのが、NFC対応のスマートフォンをAirタグに軽く当てるだけで、紛失した人の連絡先情報を確認できるように設定できることだ。

NFC対応のスマートフォンなので、iPhoneじゃなくても問題ない

AndroidデバイスでもNFCに対応していれば、この機能を使えるのだ。

Airタグ価格

他のスマートタグ製品とは違う、Appleならではの機能が搭載されているため、Airタグが注目されている。

Airタグは、2021年4月30日に3,800円で発売される。

複数個必要な人のために、12,800円で4つセットになっているものもあるので、物をなくしがちな人はAirタグを複数持っておくのが良いだろう。

ポッドキャストで聴く

今回の内容は、2021年4月29日にポッドキャストで配信されている。

ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。

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