Appleが新製品を発表すれば、多くの人が注目する。
オシャレで先進的な製品だけあって、注目度が高いのは納得できるだろう。
しかし、Apple製品だけが注目されているわけではない。
今、多くの注目を集めている製品がある。
それが、Chromebookだ。
Chromebookとは?
Chromebookという名前から、何となくラップトップパソコンなんだろうと想像できる人もいるだろう。
ちょっとデジタルに詳しい人なら、Chromeという単語から、あの企業をイメージできる。
そう、Googleだ。
MacBookやiMacには、AppleのMacOS、多くのメーカーが発売しているパソコンには、MicrosoftのWindowsが搭載されているように、Chromebookには、Googleが開発したChromeOSが搭載されている。
パソコンなら、MacとWindowsと2つに分かれていたところに、GoogleのChromeOSが割って入ってこようとしている。
ChromeOSが登場して、今年(2021)の6月で10年となるが、世界では10台に1台、そしてアメリカでは5台に1台が、このChromeOSを搭載しているマシンが使用されている。
ChromeOSのスゴいところは、やはり何と言ってもGoogleで提供されているサービスとの親和性だろう。
Google検索やGmail、そしてYouTubeがGoogleのサービスとして有名だ。
他にも、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシート、Googleスライドといったワープロや表計算、プレゼンテーションのアプリ、GoogleドライブやGoogleフォトといったクラウドストレージ、HangOutでテレビ会議をしたり、Googleアシスタントで音声操作したりとGoogleで提供されているサービスを余すことなく快適に使えるのが、ChromeOSだ。
でも、GoogleのOSは、ChromeOSだけじゃない。
そう、スマホやタブレットに搭載されている、Androidだ。
このAndroidで動作するアプリも、ChromeOSで動作する。
すべてのアプリが正常に動作するわけではないが、ほとんどのアプリをChromeOSで動作させることが可能だ。
だからこそアプリをインストールするアプリストアは、スマホやタブレットでもお馴染みのGoogle Playになる。
そんなChromeOSを搭載しているChromebookは、スマホがパソコンになったようなイメージだろう。
スマホと同様に、Chromebookのほとんどの製品では、ディスプレイを指でタッチして操作することもできるため、ますますスマホのように感じられる。
Chromebookの価格
そして、MacやWindowsを搭載しているパソコンよりも、価格が安いのも嬉しいポイントだ。
もちろんChromebookの中でも高級なモデルもあるが、主流となっているのは2~3万円後半ほどのモデルになる。
Chromebookのキャンペーンなどを組み合わせれば、2万円でお釣りがもらえることだってあるのだ。
Chromebookは便利なのか?
ゲーミングPCなどのようにハイスペックで、どのような作業でも快適に行えるというわけではないが、パソコンを使うほどでもなく、それでもスマホより快適に作業をしたい場合にはマッチする。
特にGoogleのサービスをメインに使用している人なら、Chromebookは最適なマシンになるだろう。
ポッドキャストで聴く
今回の内容は、2021年3月18日にポッドキャストで配信されている。
ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。