楽器で音楽を楽しむために必ず必要になるものがある。
当然ながら楽器がないと話にならない。
そして楽器以外にも必要なモノがあるが、分かるだろうか?
楽譜だ。
楽譜がなければ、楽曲を楽器で演奏するのは難しいだろう。
この楽譜というのが、なかなかのクセモノだ。
楽器の種類にもよるが、楽器本体が重い。
それに加えて楽譜の重量も、そこそこの重さになってくる。
楽譜が電話帳サイズになる曲を結構見かけるので、楽器と合わせると相当な重量になるだろう。
そんな時に便利なのが、デジタル楽譜だ。
Piascoreというアプリを使えば、楽譜の重さから解放されて身軽に動けるようになる。
Piascoreとは?
Piascore は、ピアノやギターなどの楽器を演奏する人のために作られた、iPad/iPhone用の電子楽譜ビューアだ。
ピアノやギターなどの演奏者なら誰もが感じる、楽譜に対するあらゆる悩みを解決してくれる。
これで重い楽譜の持ち運びに悩んだり、見つからない楽譜をあれこれ探すということに苦労せずに済むようになるだろう。
Piascoreの特徴
文字入力だけでなく、色・太さ・筆先を変えられる6種類のペンを使って、楽譜へ自由に書きこみをすることができる。
もっと簡単に強弱記号などのスタンプで、楽譜へ手軽に入力することも可能だ。
Piascoreなら演奏に集中できる
楽譜を見ながら演奏をしていると、ページめくりで楽器から手を離さなければならないことがある。
これが演奏に対する集中力を極端に下げてしまったり、演奏ミスに繋がったりしてしまう。
しかしPiascoreには、楽譜を自動的にスクロールさせる機能がある。
当然ながらスクロール速度の変更も可能だ。
Bluetooth接続できるペダル「AirTurn」にも対応しているので、自分の好みのタイミングでページ送りすることだってできる。
更にFace IDに対応したiPad ProやiPhoneなら、視線や首振りでページを送る設定にもできるようになる。
日々の練習にも役立つ機能が満載
リアルなサウンドのメトロノーム機能もあるので、日々の練習にも役立つだろう。
そして鍵盤、楽器チューナー、音楽プレーヤー(iTunes)、レコーダーといった、練習や演奏に欠かせない音楽ツールも搭載されているので、ソロ練習に最適だ。
膨大な量の楽譜をダウンロード
著作権の切れたクラシック楽譜のデータベース 「IMSLP (International Music Score Library Project、国際楽譜図書館プロジェクト) ペトルッチ」に対応しているので、16,200人の作曲家による131,000曲のクラシック音楽の楽譜を、無料で好きなようにダウンロードできる。
デジタル楽譜ストア「Piascore ストア」では、クラシック曲からフォークソング、簡単アレンジ曲などが、ジャンルやアーティストで検索できる。
欲しかった楽譜を簡単に探し出せるのは、非常に便利だ。
Piascoreのダウンロード
Piascoreは、App Storeからダウンロードすることが可能だ。
Piascoreまとめ
楽器と楽譜は切っても切れないものだが、楽器と楽譜の重量に疲れてしまっている演奏家にとってPiascoreは嬉しいアプリだろう。
暗くなった河川敷や公園で楽器の練習をしている人にとっては、暗い環境でもデジタル楽譜なら明るくて譜面も見やすいので、譜面が見えにくいというストレスからは解放される。
デジタル楽譜を是非とも一度は試してもらいたい。