Harman / Kardon(ハーマンカードン)丸型スピーカーONYX STUDIO

スマホやタブレット、パソコンなどで音楽を聴いている人も多い。

音楽を最大限楽しむために重要になるのが、スピーカーだ。

音が良くなるだけで、同じ音楽でもガラッと印象が変わる。

一人で楽しむなら、イヤホンやヘッドホンで良いだろう。

しかし、複数人で楽しむためには、やはりスピーカーになる。

今回、ONYX STUDIOというHarman / Kardonのスピーカーを激安で入手できた。

価格は驚きの7,777円

さすがに2014年2月25日発売の製品なので、中古と思われがちだが、新品の未使用品になる。

ONYX STUDIOは、シリーズ化されるほど人気のスピーカーだ。

最新版は、ONYX STUDIO 6になるが、今回入手したのは、ONYX STUDIOの初代

Harman / Kardon(ハーマンカードン)とは?

そもそもHarman / Kardonのことを知らなければ、このスピーカーの価値を理解できないだろう。

Harman / Kardonは、1953年に米ニューヨークで設立され、BMWやメルセデスといった高級車用オーディオシステムだったり、パソコンなどのマルチメディア用オーディオでも高い評価を得ている世界的オーディオメーカーだ。

ONYX STUDIOの販売

ONYX STUDIOは、2014年にSoftBankが新料金プランの契約特典としてプレゼントをしていたり、「AQUOS CRYSTAL」というシャープのスマホに、ONYX STUDIOをセットとして同梱していた。

何なら2015年には、特定のスマホ購入者を対象として、SoftBankが5万名にプレゼントしていたスピーカーだ。

そんなキャンペーンで手に入れられなかった人は、SoftBank SELECTIONオンラインショップで購入することになる。

販売価格は、49,800円だった。

パソコンやスマホで使用するスピーカーとしては、かなり高額な部類になるだろう。

しかし、さすがにキャンペーンで配られた数が大量に出回ってしまい、価格が暴落してしまった。

そのため、オークションで新品を安価に購入できるようになったのだ。

ONYX STUDIO本体

ONYX STUDIOの特徴と言えば、やっぱり円形のボディデザインだろう。

ONYX STUDIO 本体

黒のボディを支える、2本のシルバーの足が格好良い。

ONYX STUDIO 本体 横

円形の上部には、音量調節がある。

ONYX STUDIO 音量ボタン

本体上部に音量調節が付いているため、カンタンに調整しやすい。

ONYX STUDIOは、Bluetoothスピーカーだ。

そのため、有線ケーブルの取り回しといった、煩わしさから解放される。

また、何処にでも移動しやすいように、持ちやすくなっているのも便利だろう。

ちなみにBluetoothは、Ver.3.0に準拠、プロファイルはA2DPAVRCPだ。

ACアダプタで常に電源供給して使用すると思われがちだが、容量2,600mAhのリチウムイオンバッテリを内蔵しているので、電源のないところでも約5時間の連続再生が行なえる。

ただ、気軽に外へ持って出て行くには、本体が大き過ぎるだろう。

幅は280mm、奥行きは161mm、高さ260mmになる。

数字では大きさのイメージが判りにくいため、500mlのペットボトルと比較してみた。

ONYX STUDIO 本体と500mlのペットボトル

ONYX STUDIOの構成

本体の前面のカバーは取り外しができるので、取り外してみよう。

取り外し方は、下側にあるくぼみに指をかけて、そのまま引き上げるだけだ。

ONYX STUDIO フロントカバー

カバーを取り外すと、いくつかのスピーカーを確認できる。

ONYX STUDIO カバーなし

まずは、低音を担当する3インチウーファーが2つ

そして、高音を担当する3/4インチツィーターが2つ

さらに、低音増強ユニット「デュアル・パッシブラジエーター」を搭載している。

ちなみに、再生周波数帯域は、60Hz~20kHzだ。

これはサイズのコンパクトさよりも、音質を優先したカタチなのだろう。

ONYX STUDIOで再生した音

ONYX STUDIOをBluetoothでパソコンと接続して、音楽を再生してみよう。

まず最初に感じるのは、低音のパワーだ。

低音にパワーがあるためか、高音域はあまり出ていないように感じられる

左右のスピーカー距離が近いため、ステレオ感には乏しいかもしれないが、その分、サウンドイメージはセンターだ。

床に直接置いたり、後ろの壁が近いと低音の響き方や聞こえ方が変わってくるだろう。

しかし、逆に言えば、低音の出方を置き場所でコントロールできる

ただ、床に直接置いてしまうと低音が響きすぎるため、しっかりした台に載せた方が良いかもしれない。

ONYX STUDIOまとめ

オーディオ製品には「価格を超えた音」も存在するが、定価1万円のスピーカーと5万円のスピーカーを比較して、5万円のスピーカーの方が悪いということは、まずあり得ない

これは、かけているコストの差だ。

ONYX STUDIOに5万円の価値があるかと言われれば微妙だが、1万円くらいのBlutoothスピーカーを使っている人なら、十分以上に満足できる音だろう。

ONYX STUDIO 本体とカバー

今回は、たまたま7,777円という価格で購入できたが、だいたい1万円前後の価格で見かけることになる。

もし、今使っているスピーカーに満足しておらず、ONYX STUDIO1万円前後の価格で購入できるなら、スピーカーを変更してみるのも良いだろう。

error:
タイトルとURLをコピーしました