検索と言えば、Googleの一択となるだろう。
だが、Googleは検索だけじゃない。
日常的に利用できるサービスとしては、以下のサービスがある。
- メールサービスのGmail
- 地図のGoogleマップ
- クラウドストレージのGoogleドライブ
- アドレス帳の連絡先
- スケジュール管理のGoogleカレンダー
そして仕事で使えるアプリとしては、以下のアプリだ。
- ワープロのドキュメント
- 表計算のスプレッドシート
- プレゼンテーションのスライド
その他にも多くのサービスが、Googleから提供されている。
しかも、驚くことに、無料で利用できるサービスが多い。
そんな便利なGoogleのサービスを利用するためには、Googleアカウントが必要になる。
もちろん、Googleアカウントも無料で取得できるので、GAFAの一角であるGoogleのサービスを最大限に利用するために、Googleアカウントを取得しよう!
Googleアカウントを作成
iPhoneやiPad、そしてMacを使用している人にとっては、Apple IDがメインとなり、iCloudを利用するのが当たり前なので、Googleアカウントは馴染みが薄くなりがちだ。
今回は、Macの標準WebブラウザであるSafariを使用して、Googleアカウントの取得をしよう。
もちろん、その他のWebブラウザであっても、同じやり方で問題なくGoogleアカウントを取得できるので安心してもらいたい。
それでは早速Googleアカウントを取得するために、SafariでアドレスバーへGoogleのURLを入力して、Googleのトップページを表示しよう。
これで、お馴染みのGoogleのトップページが表示された。
右上にログインというボタンがあるので、ログインをクリックして、ログイン画面を表示しよう。
今回はログインではなく、Googleアカウントを取得したいので、【アカウントを作成】をクリックする。
作成するアカウントの用途が一覧で表示されるので、今回は【自分用】をクリックする。
続いて、アカウント作成のページが表示される。
ここでは名前、ユーザ名、パスワードの3カ所を入力することになる。
まずは、名前だが、姓と名に分けて入力することになる。
入力するのは本名ではなく、ニックネームやあだ名でも問題ない。
また、ここで入力した名前は、Googleアカウントを作成した後でも変更可能だ。
次は、ユーザ名。
名前を入力した際に入力した文字が自動的に入力されているが、変更することができる。
このユーザ名は、Gmailアドレスの@の前の部分になり、アカウント作成後に変更することはできない。
なお、使用できる文字は、半角英数字とピリオドのみだ。
ただし、ここで入力したユーザ名を既に誰かが利用していた場合は、別のユーザ名にしなければならない。
入力したユーザ名を誰かが使ってるかどうか分からない
そう思ってしまうだろう。
しかし、既に誰かが使用しているかどうかは、Googleが確認してくれるので安心してもらいたい。
既存のユーザ名を入力してしまった場合は、赤枠で囲われてメッセージが表示される。
次は、パスワード。
パスワードの項目をクリックするとメッセージが表示される。
自動的に強力なパスワードが作成され、iCloudのキーチェーンに保存されるが、この状態ではパスワードが分からないので【使用しない】をクリックしよう。
これで、パスワードを入力できるようになった。
パスワードを入力すると黒丸で表示されるため、入力した文字が分からない。
これは、のぞき見防止のためだが、入力した内容が分からないと不安になってしまう。
そういう時には下にある【パスワードを表示します】をクリックして、チェックを付けるようにしよう。
これで入力している文字が表示される。
しかし、あくまでも入力した内容を確認する時のみにチェックを付けた方が良い。
そして、入力したパスワードと同じものを確認のところへ入力して、【次へ】ボタンをクリックする。
iCloudのキーチェーンに入力したパスワードを保存するか確認のダイアログボックスが表示される。
ここでは、iCloudのキーチェーンに保存したくないので、【今はしない】をクリックしよう。
Googleへようこそのページが表示された。
ここで入力した電話番号へGoogleからSMSが送信されるため、入力する電話番号はSMSを受信できる電話番号でなければならない。
SMS受信できなかったらダメなの?
電話番号は、アカウントのセキュリティ保護のためにのみ使用されるので、他のユーザに公開されることはない。
それでも入力するのが嫌だ、という方でも安心してもらいたい。
このページに表示されている、電話番号、再設定用のメールアドレスは、入力しなくても問題ないのだ。
ただし、生年月日と性別は必須入力となる。
なお、Googleが提供しているサービスの中には、年齢が制限されているサービスもあるため、そのあたりは注意してもらいたい。
それでは【次へ】をクリックしよう。
プライバシーポリシーと利用規約のページが表示される。
この利用規約への同意がないとGoogleアカウントを作成できない。
そんなに長い文章ではないので、軽く目を通しておこう。
そして、利用規約に問題なければ【同意する】をクリックする。
Googleのトップページが表示されて、ほかのMacOSアプリケーションがこのGoogleアカウントを使用するのを許可するかどうかのダイアログボックスが表示される。
今回は【今はしない】をクリックしておこう。
以上で、Googleアカウントの作成が完了した。
Googleのページの右上を見てもらえば、アイコンが変わっているのを確認できるだろう。
クリックすると表示が広がり、アイコンの下にGmailアドレスが表示されている。
そして、Googleアカウントを設定するためのボタンやログアウトのボタンも表示される。
これで、Googleが提供しているサービスを余すことなく利用できるようになった。