2020年に発売されたiPad Pro 第4世代は、前モデルと同じく11インチと12.9インチの2サイズ。
LiDARセンサーを搭載した、2カメラ構成になっている。
SoCはA12Z Bionicチップで、8コアGPUを搭載という、iPadの中でも最上位のスペックだ。
iPad Proのストレージ容量
iPad Pro 第4世代では、128GB、256GB、512GB、1TBのストレージ容量になった。
つまり、最低ストレージ容量が128GBになっている。
ストレージの最低容量から、まさに「Pro」というのが分かるだろう。
また、前モデルではストレージ容量が1TBのモデルのみメモリ容量が多かったが、iPad Pro 第4世代では、メモリ容量の差がないので安心してもらいたい。
128GBと256GBの差額は10,000円ほどになるが、128GBと512GBの差額は30,000円ほどになる。
ちなみに512GBと1TBの差額は20,000円ほどだ。
金銭的に余裕があるのであれば、大容量ストレージのモデルを選ぶべきだ。
しかし、限られた予算で最適なストレージ容量を選ぶ際には、256GBと512GBが選択の境目になるだろう。
そして、当然ながらセルラーモデルとWi-Fiモデルの2種類が用意されており、セルラーモデルの方が17,000円ほど価格は上乗せされる。
超広角と広角の2カメラ搭載
iPad Pro 第4世代は、2カメラ構成を採用している。
10メガピクセルの超広角カメラと12メガピクセルの広角カメラだ。
そして深度検知機能を提供するという、LiDAR(Light Detection and Ranging)スキャナーを搭載。
LiDARスキャナーは、光を発して反射し、返ってくるまでの時間を測定することで、距離を正確に測定する。
これは今までの「写真を撮る」というカメラの使い方で活用されるわけではなく、AR機能に大きく関わってくる部分だ。
高品質なマイク
マイクにも注力し、5つのスタジオ品質のマイクを搭載している。
撮影・録音機能の増強により、iPad Proが多目的なモバイルスタジオになる、とAppleでは説明している。