イラスト制作をしている人にとって必須とも言えるのが、ベクター形式のデータを扱えるアプリだ。
ペイント系アプリとは違って、ベクターデータとなれば、拡大や縮小などの操作を行っても、線の描画がキレイになる。
そこで、Inkscapeの出番だ!
Inkscapeとは?
Inkscapeは、ベクター形式の画像を作成できるアプリだ。
Inkscape特徴
基本図形の配置や自由曲線など、ペイントアプリとは違って、パスを使ったベクター形式の画像を作成できるのが、大きなポイントだ。
レイヤーやマスクの作成、オブジェクトの結合や整列といった、有用なドロー系ツールを搭載しているだけではなく、ビットマップ画像をベクター画像に変換する、強力なトレース機能も搭載しているところにも注目したい。
対応ファイル形式
Inkscapeで作成したベクター画像は、基本的にSVG形式で保存できるが、PostScript、EPS、PDF、TeXなどのベクター形式で保存することも可能だ。
また、PNG形式にエクスポートする機能も搭載している。
オープンソース
Inkscapeは、オープンソースで開発されているため、ソースファイルに手を加えることで、オリジナルのInkscapeを作成することも可能になる。
Inkscape料金
Inkscapeは、Windows版、Mac版ともに無料で使用できるアプリだ。
Inkscapeダウンロード
Inkscapeは、Inkscape公式サイトからダウンロード可能だ。
Download Inkscape 1.0.1 | Inkscape
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Inkscapeまとめ
オープンソースで無料とは言え、描画、レイヤーなど必要な機能を搭載しているため、困ることはないだろう。
そして更に、ソースファイルをカスタマイズして、必要な機能を実装させることも可能だ。
ベクターデータを扱えるアプリを探しているなら、Inkscapeを試してみても良いだろう。