書籍や雑誌を紙で読むよりも、スマホやタブレットで電子書籍として読む人が増えている。
読みたい時に手軽に読めるだけではなく、セールなどで安価に購入できるのも電子書籍へ移行した要因だろう。
しかし、電子書籍が増えてくると管理に困ってしまう。
そこで役に立つのが、calibreだ。
calibreとは?
calibreは、電子書籍管理アプリだ。
calibre特徴
calibreは、著者や出版社、文字列検索などを指定して書籍を絞り込めるのが、大きなポイントだ。
TXT/PDF/HTMLファイルなどをインポートして、電子書籍端末で閲覧可能な形式へ変換できる。
変換できる形式は、EPUBやMOBI形式、AmazonのKindleで使用されているAZW3形式、ソニー製の端末で使用されているLRF形式だ。
また、各書籍に独自のタグや評価を付けたり、著者などのメタデータの編集もできる。
もちろん、以前に閲覧したことがある書籍を再び開いた際には、開いていたページが表示されるレジューム機能を搭載している電子書籍ビューワーとして使用することも可能だ。
calibre注意点
最新のcalibreでは、ベースとなるGUIライブラリがQt 6になっているため、Qt 6に対応していないOSはサポート対象外になる。
また、Qtで32bit環境のサポートが打ち切られたため、calibreは64bit専用だ。
calibre料金・価格
calibreは、無料で使用できるアプリだ。
calibreダウンロード
calibreは、calibre公式サイトからダウンロードできる。
Windows版calibre
Mac版calibre
calibreまとめ
calibreは、登録した電子書籍の検索機能が充実しているのが、大きなポイントだ。
登録した電子書籍には、タグや評価を付けられる。
また、電子書籍ビュワーとして使用できるだけではなく、TXTやPDFをインポートして、電子書籍端末で閲覧可能な形式へ変換も可能だ。
ただし、EPUBやMOBI、AZW3、LRF形式などに対応しているが、XMDFやBOOK形式には対応していないため注意が必要だろう。
電子書籍を効率的に管理したいなら、calibreを試してもらいたい。