写真や音声などのファイルサイズを少なくさせるためには、圧縮技術を使用することになる。
しかし、圧縮することにより、どうしても劣化してしまう。
そこで役立つのが、X Lossless Decoderだ。
X Lossless Decoderとは?
X Lossless Decoderは、デコーダーアプリだ。
X Lossless Decoder特徴
X Lossless Decoderは、ロスレス圧縮を多くのファイル形式で行なえるのが、大きなポイントだ。
代表的なファイル形式だけではなく、Libsndfileが対応しているフォーマットは全てデコードできる。
さらに、cueシートを用いて、デコード時に複数のトラックに分割することも可能だ。
オーディオCDの各トラックを様々な形式に変換したり、全てのトラックを1つのファイルにまとめたCDイメージをcueシートと共に出力する、いわゆるwav(flac,wv,etc)+cue形式にも対応していいる。
また、コマンドラインでデコードできるのも便利だろう。
X Lossless Decoder対応フォーマット
X Lossless Decoderで、デコード可能なフォーマットは以下の通りだ。
- (Ogg) FLAC (.flac/.oga)
- Monkey’s Audio (.ape)
- Wavpack (.wv)
- TTA (.tta)
- Apple Lossless (.m4a) [10.4以降]
- TAK (.tak) [WineもしくはCrossOver MacもしくはWineBottlerが必要]
- Shorten (.shn) [SHN v3 のみ]
- AIFF
- WAV
X Lossless Decoder料金・価格
X Lossless Decoderは、無料で使用できるアプリだ。
X Lossless Decoderダウンロード
X Lossless Decoderは、開発者のWebサイトからダウンロードできる。
X Lossless Decoder: Lossless audio decoder for Mac OS X
X Lossless Decoderまとめ
X Lossless Decoderは、多くのファイルをロスレス圧縮できるのが、大きなポイントだ。
ロスレス圧縮だけではなく、ファイルの再生やCueシートでファイルを分割することもできる。
デコードには各々のフロントエンドを利用するのではなく、ライブラリを直接操作しているため、不必要な中間ファイルを生成しない。
可逆(ロスレス)圧縮をするなら、X Lossless Decoderを試してもらいたい。