テレビや動画配信サイトを視聴する機会が多くなった人も多い。
無料で見られる動画配信サイトもあるが、サブスクリプション・サービスとして提供されている動画配信サイトの契約数もコロナの影響で大きく伸びている。
動画の人気が高いのは、言うまでもない。
しかし、動画と同様に注目を集めているのが、ラジオなどの音声配信だ。
それを象徴するように、ラジスマというものもある。
ラジスマとは?
ラジスマ、という言葉を耳にしたことがあるだろうか?
ラジオ放送を聴いている人なら、耳にしたことがあるかもしれない。
ラジスマは、スマートフォンにラジオチューナーが内蔵されているものを指す単語だ。
しかし、単純にラジオチューナーを内蔵しているだけではない。
ラジオ放送をインターネットで聴ける、radikoのラジスマ専用バージョンをインストールすれば、1つのアプリでFM放送波からの直接受信とインターネットラジオの両方にアクセスできる。
ネットラジオには、電波受信が難しい場所でも聴けたり、有料で全国どこのラジオでも聴けたり、タイムシフト放送も聴けるため、ラジオチューナーを内蔵する必要性を感じないかもしれない。
しかし、ラジオチューナーを内蔵することで、FM放送波を直接受信できるようになる。
この直接受信、という部分が大きなポイントだ。
直接受信ならネット環境がなくても聴ける上に、データ通信量を消費しない。
先月14日に発生した、docomoの大規模通信障害は記憶に新しいと思うが、ネット環境に依存しているが故に、通信障害が発生すると何の情報も得られず、右往左往してしまいがちだ。
そんな時でもチューナーを内蔵していれば、何の問題もなく情報を得られるというのは嬉しいポイントになる。
ラジオの魅力
ラジスマが初めて登場したのは、2019年だ。
最初は、らくらくスマートフォンからスタートしたラジスマも、今ではASUS、京セラ、サムスン、シャープなどから17モデルのラジスマが発売されている。
もしかすると持っているスマホが、ラジスマだったりするかもしれない。
しょせんラジオでしょ?
動画と比べれば魅力を感じない。
そういう意見もあるだろう。
ラジオからテレビへ移り変わったように、楽しさという点では、確かに動画の方が上かもしれない。
だが、音声のみで表現されるラジオ放送は、音声に特化した構成で作り込まれているため、動画とは、ひと味違った面白さがある。
是非とも音声だけで表現される、ラジオの魅力をラジスマやradikoで感じてもらいたい。
何と言ってもラジオ放送は動画と違って、聴くだけで楽しめ、画面を見続ける必要もないので、ながら作業には最適だ。
ポッドキャストで聴く
今回の内容は、2021年11月11日にポッドキャストで配信されている。
ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。
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