テレワークやオンライン授業のための準備として、パソコンやタブレットなどの購入相談を受けることがある。
タブレットの性能が向上して、アプリも豊富になったため、パソコンでやっていた作業をタブレットで代替できることも増えた。
タブレットかパソコン、どっちを買った方が良いのか?
このことに頭を悩ませる人が増えただろう。
タブレットはパソコンになる?
ハッキリ言うとタブレットは、パソコンの代わりにならない。
Bluetoothでマウスやキーボードを接続して、タブレットをラップトップパソコンのように使用することはできるが、あくまでもタブレットを便利に使うためでしかない。
しかし、パソコンと同じアプリが、スマホやタブレットでも利用できるようになっている。
また、パソコン用のアプリより、スマホやタブレットのアプリの方が、高機能で使い勝手の良いものだってある。
確かに、そうだ。
スマホやタブレットで使用できるアプリでも、パソコンよりも使い勝手の良い便利なアプリは多い。
表計算やワープロなどのアプリも、パソコンと同じ名前のものもあるため、タブレットでも問題ないように思えるだろう。
しかし、パソコン版の全機能を使えるわけではない。
また、スマホやタブレットのアプリで使い勝手の良いアプリでも、それはスマホやタブレットでの操作に適しているだけであって、パソコンのアプリの方が高機能で、できることの幅が広い。
もちろん、スマホやタブレットのアプリだけで完結できることもある。
パソコンではできないことも、スマホやタブレットなら実現できることもあるが、幅広く色々とできるパソコンの方が便利だろう。
Windows11では、Androidアプリを使えるということで注目を集めているため、スマホやタブレットのアプリでもパソコンで使用できるようになることを知っている人も増えている。
ただ、来月リリース予定のWindows11では、まだAndroidのアプリを動作させる機能を搭載していないので、Windows11でAndroidのアプリを使えるようになるのは、もう少し先になりそうだ。
iPhoneやiPadのアプリでも、まだまだ数は少ないが、Mac版も用意されているので、MacBookやiMacで同じアプリを使用できる。
最新のiPadではMacBookやiMacと同じM1チップを搭載しているので、将来的にはパソコンとの垣根はなくなるかもしれないが、まだまだ先の話になるだろう。
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今回の内容は、2021年9月9日にポッドキャストで配信されている。
ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。
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