空港や駅だけではなくカフェやコンビニといった街中の施設で提供されているのが、Wi-Fiスポットだ。
以前にもWi-Fiスポットの話題を取り上げたが、通信速度も速く、キャリアのパケット通信料もかからず、しかも無料で使えるWi-Fiスポットを使わないのは、もったいない。
しかし、Wi-Fiスポットが提供されていない場所の方が、まだまだ多い。
Wi-Fiルーター
Wi-Fiスポットが提供されていない場所でもWi-Fiを使いたい。
そうなった時に出てくるのが、Wi-Fiルーターだ。
Wi-Fiルーターを持ち歩けば、何処でもWi-Fiで通信ができるようになる。
しかも、Wi-Fiスポットとは違ってパスワードを知っているのは自分だけなので、自分専用のWi-Fiスポットだ。
しかし、このWi-Fiルーターは、Wi-Fiスポットと大きな違いがある。
持ち運び型ができるWi-Fiルーターは、キャリア契約が必要になるため、基本的にパケット通信料が必要だ。
そして、通信速度もスマホのパケット通信速度と変わりがない。
また、当然ながら、キャリアのパケット通信を行なうため、電波状況が悪ければ通信が不安定になることもあるだろう。
これでは、あまり必要性を感じなくなったように感じるかもしれない。
しかし、これは持ち運び型のWi-Fiルーターだからだ。
Wi-Fiルーターのメリット
自宅や事務所の光回線を利用しているWi-Fiルーターであれば、パケット通信料もかからず通信速度も速くなり、通信速度も安定している。
Wi-Fiルーターが真価を発揮するのは、スマホやタブレット、パソコンなどで同時にネットを使う時だ。
そのため、スマホ単体しか持っていないのであれば、Wi-Fiルーターのメリットを感じられないだろう。
だが、スマホのパケット定額料金の契約内容を見直して、格安SIMを組み合わせれば、トータルで通信費を安くすることができる。
通信コストが大きな負担となっている人なら、ぜひとも検討していただきたい。
また、まだまだ少ないが、5Gに対応したWi-Fiルーターも販売されている。
使用しているスマホやタブレットが5Gに対応していなくても、Wi-Fiルーターが5Gの高速通信をしてくれるため、通信速度を大幅に向上できるだろう。
ポッドキャストで聴く
今回の内容は、2021年7月15日にポッドキャストで配信されている。
ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。
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