自宅で東京オリンピックを楽しむ際に、テレビではなく、スマホやタブレットで楽しむ人も多いでしょう。
しかし、スマホやタブレットで通信を行なうと発生するのが、パケット通信だ。
そして、通信量が増えてしまうと気になるのが、データ容量だろう。
ほとんどの場合、契約している定額の通信量を超えてしまうと、データ通信速度が遅くなるように制限されている。
通信速度に制限がかかってしまうと、動画の視聴やゲームなどを快適に行えなくなり、ストレスになってしまう。
そうならないようにするために、空港や駅、カフェやコンビニといった街中の施設で提供されているのが、Wi-Fiスポットだ。
Wi-Fiスポットを利用することで、キャリアのパケット通信を行なわずにデータ通信が可能になる。
Wi-Fiとは?
Wi-Fiという単語は耳にするけど、何のことだか分からないという人もいるだろう。
Wi-Fiというのは、ネットワーク接続する技術のことだ。
Wi-Fiスポットに接続するということは、Wi-Fiスポットを提供しているネットワークへ接続することになる。
無線でネットワーク接続する無線LANという単語を耳にすることもあるが、この無線LANという大きな範囲の中の1つが、Wi-Fiということだ。
Wi-Fiスポットに接続すれば、安定した速度で、素早くデータ通信を行えるようになる。
キャリアのパケット通信を行なうわけではないため、契約しているパケット通信量の節約にもなる。
Wi-Fiスポット
Wi-Fiスポットを利用するために、有料で契約を必要とするものもあるが、無料で使用できるWi-Fiスポットも多くある。
ただし、Wi-Fiスポットへ接続するために必要なパスワードが必要となる場合が多いため、接続するWi-Fiスポットのパスワードを知っておく必要がある。
店舗で提供されているWi-Fiスポットであれば、店内にパスワードが提示されていることが多いため、スタッフに確認すれば教えてくれる。
もしくは、店舗のWebサイトで、Wi-Fiスポットを利用するためのページへアクセスすれば、接続方法が記載されているので、そちらで調べれば問題なくWi-Fiスポットを利用できるだろう。
パケット通信料もかからず、安定した速度でデータ通信ができる上に、無料で利用できるというだけあって、Wi-Fiスポットを使う人は多い。
Wi-Fiスポットを悪用
Wi-Fiスポットは便利なので、多くの人が利用している。
そのため、悪用する人も多い。
通信しているデータを傍受して、アプリやWebサイトで使用しているIDやパスワード、クレジットカード番号などを盗み出す人がいる。
アプリやSNSなどの乗っ取り被害にあっている人は、Wi-Fiスポットを利用してデータを盗まれた可能性がある。
データ通信のセキュリティを高めるために、VPNを構築すればデータを盗まれる可能性は低くなるが、誰でもがカンタンにできるわけではない。
だからこそ自衛策として、Wi-FiスポットではWebサイトを見るだけにとどめて、通販サイトで買物をするといった、重要なデータ通信などは行なわないようにしよう。
ポッドキャストで聴く
今回の内容は、2021年7月8日にポッドキャストで配信されている。
ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。
- Googleポッドキャストで聴く
- Spotifyで聴く
- Appleポッドキャストで聴く
- Anchorで聴く