不要不急の外出をしないように、自宅で過ごす時間を増やせば、出前やネット通販を利用する機会が増える。
逆境をチャンスに変える企業もあるが、これをチャンスとばかりに悪いことをする人も増えてしまう。
それがネット詐欺だ。
ネット詐欺の被害に遭わないように、ネット詐欺について知っておこう。
フィッシング詐欺
使用したこともないアダルトサイトからの請求がきたり、見知らぬサイトからの代理として弁護士を名乗る人からのメールがきたりして、指示されるままに振り込みをしてしまう人がいる。
いわゆる、振り込め詐欺と呼ばれるものだ。
このあたりはメディアなどのニュースで取り上げられているので、注意をする人も多くなった。
しかし、ネット通販サイトからのメールに関しては、まだまだガードの緩い人が多い。
特に、ネット通販の代表格であるAmazonや楽天を装ったメールに騙されている人が多いだろう。
以前からネット通販を装ったメールは多かったが、コロナの影響で更に増えてきている。
このあたりのメールは、ウィルスを仕込んでいるわけではないため、ウィルス対策アプリで防ぐことができない。
では、何を目的にしているのかというと個人情報とクレジットカード番号の収集になる。
そして、この個人情報とクレジットカード番号を自らの手で入力させるというのが悪質だ。
こういった詐欺メールでは、たいがい期限が設定されている。
心理的に期限を区切られてしまうと焦って行動しがちだが、まずは慌てず焦らず落ち着くのがポイントだ。
利用している通販サイトであれば、メールからのリンクではなく、普段から使用しているブックマークからログインして、状況を確認してみよう。
もし、メール本文のリンクをクリックしてしまうと、そのサイトに酷似したページが表示されるため、あっさりと信用してしまい、画面に表示されるメッセージのまま個人情報とクレジットカード番号を流れのままに入力してしまう。
こういった手法で情報を盗み出すのが、フィッシング詐欺だ。
フィッシング詐欺に合わないようにするためには、
- 慌てない
- 焦らない
- 落ち着く
この三点を心がけなければならない。
ポッドキャストで聴く
今回の内容は、2021年1月7日にポッドキャストで配信されている。
ぜひともラジオ感覚で、ポッドキャストを楽しんでもらいたい。