スマートフォンやタブレットを使って文字入力を行っていると、効率の悪い文字変換にストレスを感じてしまう人も多いだろう。
そんな時はパソコンのように、IMEを変更してしまえば良い。
多くの人が聞いたことのあるGoogleが、IMEを無料で提供しているのを知っているだろうか？
Androidを使用している人なら「Google日本語入力」を使用している人もいるかもしれないが、更に便利になったのが、Gboardだ。
GboardはAndroid版だけではなく、iOS版も提供されているので、iPhoneやiPadにも対応している。
Gboardとは？
Googleが無料で提供している文字入力アプリ(IME)が、Gboardだ。
Googleの膨大なデータを基に文字入力ができるので、今、流行の単語や人名などを気持ちよく漢字変換してくれる。
文字入力、漢字変換が思い通りスムーズに行えるとストレスもなく、かなり効率も良くなるのは言うまでもないだろう。
Gboardの特徴
Gboardは文字入力も強力だが、音声入力も強力だ。
Bluetoothイヤホンマイクを使えば、更に音声入力を活用できるだろう。
キーボードで入力した文字をGoogle翻訳で簡単に多言語に変換できるのも、大きなポイントだ。
更にキーボード上でGoogle検索を行えるため、わざわざブラウザで文字入力をしなおさなくても良いのは、効率向上には欠かせない。
iOS、iPadOS版ではできないこと
Googleだけあって、Gboardの全ての機能を使えるのはAndroid版だけだ。
iOS、iPadOS版では、次の機能が実装されていない。
- クリップボード機能
- 手書き入力、モールス符号入力
- キーボードの位置を自由に調整できる「フローティング」機能
- テキストの同時翻訳機能
- コピーや貼り付けに便利なテキスト編集機能
Gboardのダウンロード
Android版Gboardは、Google Playからダウンロードすることができる。
iPhone/iPad版Gboardは、App Storeからダウンロードすることが可能だ。
Gboardまとめ
文字入力の効率化を望むのであれば、やはり標準のものよりも変更するべきだろう。
そんな中でもGboardは、非常に優秀なアプリと言える。
キーボードからの入力だけではなく、音声入力、指をスライドさせて素早く入力ができるグライド入力(日本語非対応)、多言語入力と入力に関して強力なアプリだ。
更に翻訳や検索を別のアプリに切り替えることなく行えるという機能には、特に注目したい。
検索や翻訳のために別アプリへ切り替えて、再び文字入力という作業がGboardのみで行えるため、作業効率が格段に上がる。
標準の文字入力アプリに不満がなかったとしても、一度はGboardを試してもらいたい。